アジングタックルの紹介
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ここまで、アジングロッドには3種類の調子の竿があることを説明しました。ここでは「じゃあ、どんなロッドを選べばいいの?」という疑問にお答えしたいと思います。
■どんなロッドを選べば良いのか
どんなロッドを選べば良いか、についてですが、もしあなたが最初の1本をお探しであれば、まずは「ソリッドティップの乗せ調子なロッド」をお勧めします。
理由は先のとおり、ソリッドティップのロッドはある程度フッキングが遅れても、魚をキャッチできる確率が高く、バラし難い竿だからです。柔軟なソリッドティップが車で言うところのサスペンションのような働きをしてくれるため、魚が咥えていることが明確にわかるまで魚に違和感を与えにくく、チューブラーティップのものより時間を稼いでくれます。
その時間がどれだけの差として出るかは状況によって違いますが、その一瞬が明暗を分けることがしばしばあり、初心者ではそのタイミングが掴めないことが多いのです。
どんな釣りでも釣れないと楽しくありませんので、まずは確実にアジをキャッチし、慣れることが先決です。上達するにつれて何が足りないのか、テクニックではカバーし切れない部分がどこにあるのかがわかれば、それを叶えるための次の一本を探してみてください。
では、どんなソリッドティップのロッドが好ましいか?ですが、このタイプのロッドの唯一の弱点でもある「感度」を向上させるために、できるだけガイドの小さなロッドを選ぶと良いでしょう。それは、ラインとの接点であるガイドの径が小さい方が「感度」が良いためです。
そしてグリップを握った時に人差し指でロッドに直接触れられるロッドが良いです。これも「感度」を上げるための工夫です。(シマノ
ソアレBB S700ULS などがお勧めです)
その他にもリールやラインによっても「感度」は大きく変わってきますので、そういった工夫をするのも楽しいと思います。
■アジング入門者におすすめの「乗せ掛け調子」のロッド
それでもやっぱりアグレッシブに掛けていきたい!という方には、メジャークラフトのクロステージ・アジングカテゴリのソリッドティップ・モデルのロッドはコストパフォーマンスに優れいていて初心者にもおすすめです。1万円前後で購入できます。(筆者もCRK-S692AJIを主にジグヘッド単体の釣りで愛用しています)
メジャークラフト クロステージ アジングカテゴリ(ソリッドティップ・モデル)
CRK-S692AJI / CRK-S732AJI / CRK-S782AJI
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